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2021.01.15

「お口のトラブル」むせやすくなったら要注意!! 2020.1.15

治療の途中で咳きこんだり、むせたりする患者様が最近多くみられるようになっています。

普段の食事の時に飲み込みにくくなった、むせやすくなった、

食べこぼしをするようになったと感じている方はいませんか。

これはお口から咽頭部(のど)にかけての

感覚や運動機能が低下しているかもしれません。

 

お口に中に入った食べ物は、歯によって飲み込みやすい大きさにくだかれ唾液と混ぜり飲み込みやすい固まりになります。

飲み込みやすい形状になった食べ物は喉に向かいます。

この喉には、胃に向かう食道と肺に向かう気管への2つの入り口があります。

呼吸している時はお口から肺に向かって空気が流れていきますが、食べ物を食道に送り込む時は咽頭蓋と呼ばれる蓋が気管への流れを閉じることで食べ物が気管に入ってしまうのを防いでくれます。

 

噛んだり飲み込むための運動機能が高齢になって低下したりするとこのような運動がスムーズに行えなくなりむせる、飲み込みにくいなどのトラブルを抱えやすくなります。

 

歯を何本か失ったままにしている、入れ歯の具合が悪い、顎が痛いなどの理由から噛むことが少なくなるとお口まわりの筋肉や感覚が衰え、唾液の分泌も少なくなってきます。

 

♦硬い物が食べにくくなった

♦お茶や汁物でむせやすくなった

♦口の渇きが気になる

これに当てはまったら口腔機能低下症かもしれません。

口腔機能の低下は老化が進み始めている兆候!

高齢になると心や体の筋力などの活力が低下しがち。

これを「フレイル」=虚弱と呼びますが、これがお口の中で起こる。

お口から食べる機能の衰えを「オーラルフレイル」と呼びます。

加齢にともなうお口の中の衰えをカバーするために歯科では

♦適正な義歯を作る

♦歯がない所はブリッジやインプラントで天然の歯のように

 作ってあげる

♦噛み合わせを調整する

♦唾液の分泌を促すために唾液線マッサージや唾液を促す

 ジェルを塗布し舌をまわす運動を指導する

♦口腔内の清掃を行いできるだけお口の中を清掃に保つよう指導

このことによって、問題となっているお口の中の歯周病菌などの細菌が食べ物などと一緒に入り込む誤嚥性肺炎を防ぐことができるです。

 

せきこみやすくなった方、歯医者さんでお口の中をチェックして頂いてくださいね。

2020.12.18

あなたに合った白い歯を選んでさしあげます   2020.12.17

ホワイトニングしたり、ジルコニアを被せたり、ラミネートベニア、スーパーエナメルなど白い歯を希望して来院される方が増えています。

痛い、腫れたの患者様が年々少なくなってきているのはとても嬉しいことです。

”白い歯に”を希望したものの実際どのような色にするか”白さのレベル”で迷われる方も中にはいらっしゃいます。

『シェードガイドのいちばん白い色でお願いします!』というのは男性の方が多いこの頃です。

シェードガイドとは「歯の色見本」のことです。

↑↑↑上の写真は「シェードガイド」です。これで個々にあった歯の色を決めていきます。

以前はこのようにVITAのClassialのA1、B1が日本では白い歯を言われていました。

その他にも各メーカーによって白さの色合いは違います。

W1、W2などさらに白さを強調したシェードガイドも普通になってきました。

どの色にするか患者様は迷われますね。

白い歯にしたいのだけれど浮いてしまうのではないか…、でもせっかくだから白くはしたい…

肌の色や年齢、お仕事柄、周りの歯をホワイトニングするかどうか…

1人1人の美しく見える白さをクリニックではご提案いたします。

↑↑↑写真はラミネートベニアを接着してる様子です。

↑↑↑ベニアが薄いので接着剤で色目の調整ができます。

↑↑↑歯の模型です。歯の大きさ・形状・角度など細かく調整していきます。

以前は歯科技工士が何重にも色を盛り上げて手間をかけて1人1人の歯の色を再現していましたが、今はホワイトニングなど、

日々歯の色は変化していく時代。単一色の透明感のある白さが流行です。

 

このように旬の審美治療をご説明いたします。

メタル(金属)を使わないジルコニア、e-maxなど海外からいち早く取り入れた施術を受けに来てくださいね。

 

2020.11.01

歯周病でアルツハイマー病は悪化します、あるいはアルツハイマーになるかも 2020.11.01

歯周病でアルツハイマー病は悪化します。あるいはアルツハイマー病になる可能性がございます。
認知症の高齢者は毎年増加しています。2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になるといわれています。
認知症にはいろいろな種類があり、その多くは脳血管性認知症アルツハイマー型認知症です。
歯周病にかかってしまいますとお口の中の菌が歯茎から血管内に侵入し、脳まで流れついて小さな脳出血を引き起こします。
その結果、神経細胞がダメージを受けて脳血管性認知症を引き起こすと言われています。

認知症の70%を占めるアルツハイマー病も、脳の神経細胞が減少したり脳全体が委縮したり脳の神経が様々な変化を起こします。
また、逆にヒト歯周病の歯茎がアルツハイマー型認知症の脳内老人斑成分産生されたことも分かりました。

九州大学の武州淳教授らの研究チームがマウスに歯周病原因菌を3週間連続で投与した結果、
マウスの脳内にあるアルツハイマー型認知症を引き起こすたんぱく質「アミロイドβ」が10倍以上に増え、記憶力が低下しました。

歯周病患者様の歯茎に生じたアミロイドβが血管を通して体内に侵入し、その後脳内に蓄積されて記憶障害などを引き起こす可能性がある。という発表がありました。

このような結果をもとに歯周病などの抗菌薬の研究が進められるといいですね。
まずは、認知症予防として歯周病の治療や、正しい歯磨き、定期的なクリニックでのプロケアをかかさないように心がけましょう。

2019年1月Science Advances誌に掲載された学術論文は、
アルツハイマー病患者の脳組織中にP.gingivalisが分泌するたんぱく質分解酵素であるジンジパインが集積している事実が明らかになり、
動物実験によってジンジパイン阻害薬の有効性が示されました。ジンジパイン阻害薬がアルツハイマー病治療薬として登場する日を待ち望んでおります。 

2020.10.01

歯周病は完治しないわけ  2020.10.1

歯周病は100以上の全身疾患と関係していると言われています。

原因は菌血症と慢性炎症

COVID-19、コロナウイルスでよく言われます炎症性サイトカインストームによって全身に運ばれ炎症を悪化させます。

心臓病、脳血管障害、糖尿病、慢性腎臓病、アルツハイマーなどに関わってきます。

 

 

歯周病の病因論も1930年頃には歯石、1960年頃にはプラークの量、1975年頃には歯周病原性菌と言われてきました。

ここ最近になって歯周病発症の切っ掛けはお口の中のバイオフィルムが低病原性から高病原性になる細菌の変化(Microbial shift)によるものと言われるようになりました。

バイオフィルムは台所やお風呂場の排水溝などのヌルヌルしたような膜のことですが、健康なSymbiosis(均衡)がMicrobial shiftによってdysbiosis(均衡崩壊)になる。いわゆる善玉が減って、悪玉が増えることと移り変わりました。

そして一旦、歯周病菌に感染してしまいますと今までは歯周ポケットの中だけに細菌は存在するものと思われていましたが、実は細胞や組織の中で生き続けていますの歯周病は駆逐できないのです。

 

さぁ、私たちはどうしたらいいのでしょうか。

まず皆様の毎日のセルフケアによって菌を増やさない努力をすること。

そしてクリニックのプロケアを欠かさないことです

そうすることによってSymbiosisを保つことができます。

歯周病菌は血液(赤血球ヘモグロビンの鉄分)によってケタ外れに増殖します。衛生士は手用器具(スケーラー)によって歯周ポケットからの出血を止めることを目標としています。

やみくもにガリガリ歯石を取るのではなく、当クリニックではこのことによって歯周組織の潰瘍面が閉鎖しプラーク組織叢が健康状態に戻り、歯周組織を元に戻す、という事を理解した上で行っております。

悪化している場合は、私たちドクターが歯茎を切開し歯石や汚れたセメント質を除去するフラップ手術を行います。

 

このように日々、歯周病菌を増やさないことが大切になってきます。

セルフケアで欠かせないポイントが1つ。

細菌の栄養となるものは砂糖(ショ糖)だけじゃないんです。

ブドウ糖、果糖、調理デンプン、このような発酵性糖質もマイクロバイアルシフトが起こりますので、ご飯など食べたらすぐ磨いて下さいね。

エナメル質が酸で溶けるため、食べたら30分おいてから磨くという説もありましたが、また最近ではすぐ磨く!!に戻ってきているようです。

2020.09.01

糖尿病と歯科治療  2020.9.1

ホームページをリニューアルするにあたり6月からストップしていましたマンスリーブログを再開いたします。
いつも皆様に見ていただき感謝申し上げます。
コロナの影響で様々なセミナーが中止になる中、「日本アンチエイジング歯科学会のスペシャルWEBセミナー」が開催されました。

今回、セミナーで学んだことをお伝えいたします。

①糖尿病と歯科治療
②完治しない歯周病について
③認知症と歯科治療について

今月は①糖尿病と歯科治療についてお話しいたします。

令和の時代は歯科の革命期であり、全身疾患とのかかわりが重要視されるようになってきました。
2020年4月に医科診療報酬改定ドラスティックな改革が起こり、歯科医療機関連携加算2という保険の点数が加算され、直接糖尿病内科から患者様を紹介する予約が入る時代になりました。
糖尿病治療ガイドでは合併症として認められ、2019年糖尿病診療ガイドラインではⅡ型糖尿病が推奨グレード「A」になり、2020年糖尿病連携手帳には歯科を受診したかのチェック項目が入りました。

このように口腔管理をしっかり行うことは糖尿病を悪化させない、あるいは糖尿病を予防するということが医科からも発信されました。

歯周病が重症であるほど、血糖コントロールは不良となります。
歯周治療として歯周組織の慢性炎症を改善しますとインスリン抵抗性が軽減し血糖コントロールの状態が改善することが報告されています。
むずかしくなりますが、主因はマクロファージ機能や好中球の細菌貧食能が高血糖や虚血によって低下し、歯周病菌の増殖を制御できなくなることなのです。

もし、糖尿病があってお口の中の歯の数が一桁の場合、要介護リスクが高まり、万が一入院したとしてもお口の中の清掃状態が悪いと入院日数が2倍もかかってしまうということです。
全身の病気を悪化させないためにも、日々の定期健診プロフェッショナルによるお口の中の管理を心がけてくださいね。
美容室と同じです。クリニックに2か月に1度の定期健診の患者様は私たちがお守りしているので安心です。
全身管理は歯科管理から。

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