国際歯科学士会(ICD)は、歴史の古い優れた国際的な歯科学組織です。
この学士会の目的は健康と福祉のために歯科学の技術及び学術を国際的に促進することとしています。
2019年6月8日、メトロポリタンエドモンドで認証式が行われました。
私はアンチエイジング歯科学会の松岡会長、志田佐和子実行委員長の推薦により新フェローに認証されました。
例年は10人ぐらいということですが、今年は入会を承認されたのは23名!!とっても多い人数ということでした。


ICDはその使命を「傑出したプロフェッショナル(職業人)の業績の認識、賞賛に値する奉仕および歯科医師という職業の継続する発展によってすべての人類のために貢献する先進的な名誉ある歯科の組織」と定義しています。
選定基準がとっても厳しく、そこに私が入会できたことはとてもありがたいことです。
認証式では、宮﨑隆先生(ICD日本部会会長)が訓示をし、歯科領域を通して国際貢献を行うこの会の精神を語って下さいました。
日本・韓国・台湾部会それぞれの代表者の交流協定の認証式も行われました。
ICDの構想は奥村鶴吉博士とDr.Lovis Ottofyによって1920年に世界各地の歯科医療情報を共有する組織の設立を相談したことを端緒として発足したということです。
来年100年を迎えます。
その晴れ晴れしい今回に、新フェローとなり身の引き締まる思いです。

懇親会では、英語のスピーチです。
私は現在、どのような歯科クリニックを経営しているか活動と展望を話し、ちょっぴり笑いも加えてみました。

朝早くから式のリハーサルなどもあり丸一日の長い日でしたが、大切な記念日となりました。
歯を削るずに白くするホワイトニングを何度もしなくても歯を白くする!!
そんな方法があるんです。
『スーパーエナメル』
このスーパーエナメルは従来のラミネートベニアと違って天然の歯を削ることなく付け爪のように歯に張り付けることによって審美的な治療を行うことができます。
◆歯の形が崩れてきた方
◆元々の歯の色がくすんでいる、テトラサイクリング歯の方
◆何回もホワイトニングをしたくない方
◆ホワイトニングでは限界のある方
そんな方におすすめです。
セラミッククラウンでは歯を全周切削してしまいますし、ラミネートべニアでは歯の表面を切削してしまいます。
このスーパーエナメルは歯に"貼りつけるだけ"
低襲撃で体に優しい審美治療なのです。
ジルコニアやe-maxという材料を使いますが、とっても薄いので実際の歯の色が透けて見えます。
実は接着するセメントの色でほぼ歯の色調を決める事になります。
様々なセメントの色がありますが、スーパーエナメルをする方は一番白い色を選ぶ方多いようですね。
セメントの色も、お顔の雰囲気や色目に合わせることも、真っ白にする場合も実際に試適しますので安心です。
●スーパーエナメル●
材質はe-max/VINTAGE、ジルコニアの高強度べニア(400㎫~600㎫程度)です。
切削することなく、形態修正も少しであれば可能です。
●ラミネートべニア●
材質はポーセレンの強度はやや弱い(100㎫程度)。
表面を切削の必要があり形態修正は少し可能です。

前歯の審美治療はハイブリットなどのレジン系の材料は避けたほうがいいですね。
吸収性があり、細菌が繁殖しやすく長期間では変色してしまいます。
スーパーエナメルはe-max、ジルコニアを使用していますので衛生的で健康な歯肉を保つことができます。
歯を切削しないことも大事!!
こんなすばらしい方法の『スーパーエナメル』が前歯でお悩みの方にどんどん浸透していくといいですね。
