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2016.11.12

人工甘味料って虫歯にならないの? 2016.11.12

人工甘味料は、虫歯のリスクを抑えると言われています。
最近では、様々な危険性も指摘されている人工甘味料ですが、本当に虫歯の予防効果があるのでしょうか。

人工甘味料とは大きく分けて、合成甘味料糖アルコールの2種に分けられます。

◆合成甘味料は、
アスパルテーム、スクラロール、サッカリンなど天然には存在しない甘味を人工的に合成したもので、砂糖の数百倍~数千倍の甘みがあるにもかかわらず、ほとんどカロリーゼロという特徴があります。菓子類や清涼飲料水に多く使われています。

◆糖アルコールは、
キシリトールやステビアなど、天然に存在する甘味物質を抽出したもので砂糖と同じ甘さかそれ以下になっています。糖アルコールは甘味料として使われていますが、薬品や保存剤としても使われています。

いずれも、う蝕性の低い甘味料として、一部は特定保健用食品(トクホ)製品にも使用され、国が定めた指定食品添加物であるため制度は安全であるとされています。

特にキシリトールは、シラカバやカシの木からとれる『キシランヘミセルロース』を原料に生成された天然甘味料で、イチゴやカリフラワーなどに含まれている人間の体内にもごく少量生成されています。
1980年以降、WHO(世界保健機構)でも、キシリトールは虫歯を防ぐと言われています。

キシリトールは虫歯の原因となるプラークが歯に付くのを抑制し、
さらに歯の再石灰化を促す作用があります。
また、虫歯の原因菌とされるミュータンス菌の活動を弱める作用もあります。
この『対虫歯菌能力』はキシリトール特有のものです。
キシリトール製品、ガムなどを買う場合は、その含有率に気をつけましょう。
虫歯予防として使うなら、100%のものがやはり一番いいでしょうね。
キシリトールが入っていても、他の甘味料が入っている場合は避けましょう。
せっかくキシリトールで口腔内環境を整えても虫歯の原因となるショ糖(砂糖)が含まれている場合もあります。
人工甘味料は、発がん性があるのではないかとか、腸内細菌のバランス異常(dysbiosis)や耐糖能異常を引き起こす可能性があると発表されていたりと、人工甘味料はダイエット的にはいいかもしれませんが、摂りすぎには注意いたしましょうね。

また、イギリス歯科学会の研究によると、キシリトールなどの人工甘味料が、歯に悪影響を及ぼし、虫歯を促進させているのではないかと報告されています。
この報告では、人工甘味料は虫歯の原因となる酸を出さないというわけではないことや、製品に含まれている他の成分からも酸が出ることから脱灰(歯が溶けだす)を促進しているのではないかと言われています。


このように‟人工甘味料”キシリトールは歯にいいという事を過信せずに、あくまでもガムを噛むことによって唾液を出して、お口の中を潤わせるというつもりで噛んだ方がいいかもしれませんね。

 

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