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2016.09.16

気象の変化が大きいと1~2日後に歯周炎悪化  2016.9.16

台風の季節になりましたね。

学術用語で、『気圧性歯痛』『航空性歯痛』と呼ばれいていますが、台風、飛行機、登山などで歯に痛みが出ることはうっすらご存知だと思います。

 

歯のエナメル質内部には、歯髄(神経)のはいっている空洞があり(歯髄腔)、外気圧が低下するとその差で、内側から圧力がかかり痛みがおこることがあります。
放置された虫歯の空洞はなおさら激しく痛みます。
気圧が低くなれば、歯髄腔の中の気圧が高くなってしまいますので膨張しようとします。
逆に気圧が高いのは、水の中、ダイビングの時です。この気圧の高いときは歯腔の中は圧縮されます。
このように大気圧の変化で歯髄の中の圧力も変化しますので痛みを誘発してしまいます。
それから最近のデータで歯髄の痛みだけでなく
気圧・気温・風速の3つが慢性歯周炎の急性憎悪に関わっていることが判明しました。

具体的には、
気圧の毎時減少変化の最大値が大きい日の2日後
気温の毎時増加変化の最大値が大きい日の翌日
慢性歯周炎の症状が悪化した人が多く、
短時間で気圧が急激に低下する台風
爆弾低気圧などが通過した後
急激に温度が上昇して真夏日になった日の後 には
慢性歯周炎の症状が急性憎悪するおそれがあります。

メカニズムを推察すると、気圧と気温の変化は交感神経を刺激して、末梢血管の血流障害をもたらし、痛みや腫れを引き起こすことが考えられます。また、気圧の変化はホルモン環境に影響を与えることが判明していて、その中でも特にアドレナリンは歯周炎関連細菌の増殖に関係することが分かっています。
さらに、気温は炎症に関わるサイトカインIL-6の発現に関与していると言われていて、急激に温度が上昇するとIL-6の分泌が促され痛みや腫れなどの炎症を引き起こします。

歯周病は、40歳以上の日本人の約8割が罹患している疾病で歯の喪失原因の約4割を占めています。
こうした観点からみて、天候による発生を事前に予測し治療していきたいものですね。

このように、気圧などの気象の変化は歯髄炎だけでなく歯周炎も誘発してしまいます。体の中で、特にお顔・お口の中はとても敏感なところです。ちょっとの環境の変化で思った以上に重大な影響を歯に与えることもありすので、普段からの定期検診をお勧めいたします。とはいっても、クリニックの患者様は、2か月後の検診をとっていくのでえらいと思います。

 

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