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2016.07.13

歯科東洋医学って  その1 2016.7.13 

歯科領域で東洋医学を取りれていることはまだあまり知られていませんよね。
漢方を処方することもできますし、歯科医でも歯の治療が目的であれば鍼を刺すこともできます。

◆東洋医学とは
東洋起源の伝統医学を指します。
現在、日本の伝統医学界では、
古典医学書に基づく薬物療法
漢方医学と経穴など鍼や灸で刺激する物理療法
鍼灸医学の両者を合わせて東洋医学と呼んでいるようです。

◆総合医療(integrative Medicine)の中の東洋医学の位置づけ

お口の中は内臓の前端露出部です。
特に舌には、大事な情報がいっぱい。
今回は、舌についてのお話と舌の症状に合わせた漢方薬についてお話いたします。

まずは舌診とは
東洋医学の診察のうちのひとつで舌の状態を見ることでその時の体調を知ることができます。
ポイントは、舌のです。
朝起きた時など、毎日同じ時間やタイミングで見る習慣をつけると日々の体調を比較しやすいので実行してみて下さい。
理想の舌の状態は?
ピンクもしくは、淡い赤でツヤがあって白い苔が表面にうっすらついています。
形は唇の幅よりやや小さいということです。

①の舌は瘀血といって、
舌の淵が紫色になって、舌の裏側の舌下動脈が怒張している状態です。
私自身も、時々こんな風になります。
これは肌荒れ・しみ・艶がないサメ肌・色素沈着・口の乾き・眼の周囲のクマ・月経不順・生理痛・更年期障害・腹部膨満感・不安・不眠・健忘・肩こり・頭痛などの症状が出ます。
 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) 』がいいとされています。
残念ながら、まだこちらは保険で処方することができません。

歯科の保険で処方できるのは以下の7つの薬です。
口内炎:半夏瀉心湯、黄連湯、茵陳蒿湯
口腔乾燥症:白虎加人参湯、五苓散
歯痛:立効散
歯周炎:排膿散乃湯

先日、日本歯科東洋医学界会の講習会に参加して参りました。
理事の河野先生です。漢方と現代医学をマッチさせた歯科診療はこれから需要が増えてくると思われます。
次回も、続けて歯科東洋医学についてご説明いたします。

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