日本アンチエイジング歯科学会、第11回福岡学術大会が開催されました。
朝5時起きしてANAで福岡空港へ。
学会は博多の新しくできた電気ビル共創館で行われました。全国から学会の会員、認定医の先生方がはるばるいらっしゃって、大会の規模の大きさがうかがえました。
大会長は福岡で開業されています荒木房枝先生、実行委員長は古屋敷有子先生、事務局長は友枝亮先生です。
3人の先生方は前回の大阪大会の白衣ファッションショーに出演した際に一緒でしたので、まだ1度しかお目にかかっていないのに、以前から知り合いだった感覚です。
学会の松尾会長がたくさんの先生方と引きあわせてくださるのも、この大会ならではです。
プログラムは予防、歯周病、咀嚼と咬合、抗加齢医学、水素医学、ホワイトニング、口元と体幹と多岐にわたり、企業展示もいつもながら充実していました。新しい情報を得るため、スタッフ向けの本も買って、クオリティーの高い施術に仕上げていきたいと思います。
それぞれの講演は、先生方が研究・実践した知識、技術、経験を紹介してくださり、特に私がスタッフ向けにおみやげに持ち帰った知識は“ホワイトニングの新しい情報”です。
日本で認められているホワイトニングはオフィス3種、ホーム4種です。患者様がセルフサービスで行えるものもありますが、白くするための濃度が低くあまり白くならないと思います。
そこで、当クリニックではハーバード大学で現在使用しているものを取り扱っております。セレクトし、輸入することで、オリジナリティーのホワイトニングに仕上げております。
最近このホワイトニングをすることで、“う蝕が少なくなる”という発表がありました。
歯にダメージを与えるのでは?と思っている患者様がいらっしゃると思いますが、ホワイトニング剤の成分は歯の中の着色物だけに反応しますので安心です。
ホワイトニング剤のフリーラジカルが殺菌作用になり、当クリニックで施術後に行っている中性フッ素を塗布することによって再石灰化が高まります。
『2004年、日本大学松戸歯学部の研究によりますと、フッ素は歯質の強化ができるため虫歯予防になることは広く知られておりますが、ホワイトニング後にフッ化物(フッ素)を作用させると通常状態よりもフッ素をより取り込みやすいことが判明しました。
ホワイトニング前のエナメル質に比べ耐酸性が向上することが確認されました。
2009年、神奈川歯科大の研究で35%過酸化水素を作用させた歯では、作用させない歯よりフッ化物を作用させなくても唾液中の無機質により、安定した石灰化が起こることが確認され、
2011年には昭和大学歯学部の研究により、35%過酸化水素を作用させた歯の方が通常の歯よりエナメル質での再石灰化が高まることが判明しました。』
このように、ホワイトニングって歯を強化し、う蝕を予防できるんです。
是非、ホワイトニングをしてみてはいかがでしょうか。
【アンチエイジング歯科学会の様子です♪】
左:学会が始まるまえに松尾会長と菅井先生と。
【懇親会です♪】
右:懇親会でポリデントのCMで有名な若林先生と。
【ブースでの様子です♪】
各ブースでは、ピーロートジャパンのワインのブースもあります。
ワインは、アンチエイジングにもいいんですよ!