“インプラントセーフティーマーク”のあるクリニックでは一次救命資格、二次救命救急の資格あるスタッフが在籍していなければいけません。
当クリニックには一次救命救急の資格を持った2名のスタッフが在籍しております。
私も、今回認定を取得するために救命に必要な知識とスキルについて学習し、訓練を受けました。
◆一次救命資格(Basic Life Support)とは、急に倒れたり窒息を起こした人に対してその場に居合わせた人が救急隊や医師に引き継ぐまでの間に行う応急手当のことです。
“日本ACLS協会”でこのトレーニングと実技試験、筆記試験を受けました。
ちょっと前まで心肺蘇生(CPR)の手順は『A⇒B⇒C』でしたが、
現在は『C⇒A⇒B』に変更になり、
胸骨圧迫⇒気道⇒呼吸、 まず胸骨圧迫が大事!!
胸骨圧迫は少なくとも胸が5cm沈むまで圧迫します。
これは相当な力が必要になり、圧迫を行うたびに、胸壁を完全に元に戻さなくてはいけません。
少なくとも100回/分、30回圧迫して2回、フェイスマスクやバックマスクを用いて気道を確保しながら人工呼吸を行います。
小児、乳児のトレーニングもあり、合計すると1000回ほどの胸骨圧迫を行っていることになります。
‟AED(自動体外式除細動器)”の扱い方も受け、突然の心停止などの緊急事態を認識し、取るべき対応について学んだ一日でした。