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2015.08.08

歯にもミネラルチャージをしてみては? 2015.08.08

>猛暑が続いていますが、しっかりミネラル補給していますか?
虫歯になる前の予防ケアに歯にもミネラルチャージが必要です。

奥歯は、1年に0.029ミリメートルすり減るという研究があるそうです。奥歯の高さが平均6~7ミリメートルくらいなので、完全に使えなくなるまで単純に約200年かかる計算です。虫歯や酸蝕では生涯自分の歯で過ごせませんね。

歯の構造成分は、「ハイドロキシアパタイト」と呼ばれるカルシウムとリン酸の結晶体でエナメル質の97%、象牙質の約70%を占めています。

◆生えたばかりの歯は表面のミネラル構造がまだ未熟な状態、それから数年間かけて唾液が補給するカルシウムやリン酸などを取り込みながら密度の高い丈夫な歯に育っていきます。
この時、ハイドロキシアパタイト‟フッ素”を塗布することによってさらに歯は丈夫になります。

◆一方、生えたてのお子様の歯だけでなく成人の歯にもフッ素は有効です。唾液の作用で中性に保たれている私たちのお口の中は歯垢がたまってしまいますが、その中にミュータンスレンサ球菌などの虫歯菌が活動を始め、砂糖や果糖、ブドウ糖などを栄養源に酸を作り出します。

こうした酸が歯の表面に停滞するとエナメル質のミネラル成分が溶け出します。

これを「脱灰(だっかい)」と言って、虫歯の一歩手前の状態「初期虫歯」になります。ただこれですぐ虫歯になってしまうわけではなく、唾液の作用によってPHが中性に維持されミネラルの補給で、溶けだした部分が修復(再石灰化)されます。

でも、元に戻ろうとしている時に間食などをするとまた酸性に逆戻りして、修復が追い付かず脱灰が進んで本格的な虫歯になります。

歯を溶かす原因は、細菌が出す酸だけではないのを以前のマンスリーブログでお話ししましたね。「酸蝕」もあります。炭酸飲料や酸性の飲食物を頻繁に摂取することで歯の表面が溶けていきます。

野菜などをよく噛むこと、線維のある食べ物をよく噛むことで唾液がたくさん出て、お口の中を洗い流してくれます。そして、それを手助けしてくれるのがハイドロキシアパタイト(フッ素)なのです。

歯科でのケアには、体内にあるハイドロキシアパタイトと同じ成分を数十ナノメートルレベルまで細かくして効果を高めたナノハイドロキシアパタイトという成分を用います。

ぜひ、歯にもミネラルチャージをしてみてくださいね!

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