10年ぶりにICOI国際インプラント学会が日本、東京国際フォーラムで10月3~5日に開催されました。
日本から(700人以上)、世界(400人以上)計1200人以上にも及ぶビックが世界大会です。アジア太平洋から12か国、米国、欧州、中近東から18か国の会員が参加しました。
日本に著名なインプラントジストの講演を聞くことは世界基準の治療を把握する上でも重要です。今回楽しみにしていたのが、最終日、バック・リー先生の講演です。
2011年、USC(南カリフォルニア大学)ジャパンプログラムでの講義とカダバコースでお世話になりました。著名な先生なのに、手取り足取り教えて下さったので、学ぶことが多かった授業でした。
今回最後に、Open your mindといった言葉は印象的でした。
患者様の多くの価値観を受け入れることですね。
そして、骨再生療法なくては、インプラントは語れない時代となりました。歯を失ってそのままにしておきますと大切な骨がどんどん減ってしまいます。
歯周病においてもどんどん骨が減ってきてしまいます。
その骨を再生させるには成長因子(クリニックではダーマペンに入っています)と呼ばれる血液中の栄養分を遠心器を使って抽出させ、人工の骨や自家骨と混ぜ合わせる手法が多々発表されていました。
講演とは別に、日本の先生方の症例発表、ポスター展示もあります。
症例発表はすべて英語ですが、当クリニックのインプラント担当医の佐藤明寿先生が司会をされました。1人ひとりの演者にピンポイントで英語で質問をし、その英語力は素晴らしいの一言です。
ガラパーティーでは、日本を代表する先生方、米国でご活躍の先生方と再会しました。
クリニックの日本でのポジションをしっかり上げれるよう努力していかなければいけないと感じたパーティーでした。