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2011.03.01

味覚障害 2011.03.01

味覚障害の方が最近増えています。
{何を食べても味がしない。}{味が薄く感じる}などの症状です。

味を感じるセンサーは、舌の表面や上あごの奥に約700個分布されている味蕾です。味の成分は味蕾の中の味孔から味細胞に入り、味覚神経を経由して脳に伝わります。この経路に異常が生じて味覚障害が発症します。

味蕾の異常は 神経系の疾患や薬の副作用、心因性、そして最も多いのが亜鉛不足によるものです。新陳代謝に不可欠なミネラルの亜鉛の不足で味細胞の新陳代謝が滞り、味覚センサーがスムーズに機能しなくなります。

亜鉛は体内では合成できません。食物から摂取しなくてはなりません。

味覚障害は新陳代謝が衰える中高年の方が多かったのですが、最近は若い世代や子供にも食生活の乱れが原因となっているようです。

たとえば、ファーストフードやコンビニ食品、清涼飲料水、などに含有する食品添加物は亜鉛の吸収を妨げますし、若い女性のダイエットなども栄養が偏り亜鉛不足がおこる可能性があります。

味覚障害に大事な亜鉛とは

・細胞の新陳代謝を促します。不足すると発育は遅れたり、傷の治りが遅れたり、肌が荒れたりします。
・神経細胞間のの刺激伝達物質の合成に必要で、不足するとイライラや集中力記憶力の低下、しいては、うつを招く原因にも。さらに子供が(キレル)原因にも。
・免疫力を高めます。不足すると感染症などにかかりやすくなります。
・環境汚染などによる有害金属(水銀 など)の毒性を弱めてくれます。まず、お口の中に水銀の金属は入ってる方は早くとりましょう。

他にも女性・男性ホルモンのバランスに関わったり、コレステロールの沈着を低下させたり、糖質代謝にも関係します。つまり悪酔いを防いでくれたりします。

味覚障害の予防や治療

以下の亜鉛を多く含む食品を積極的に摂りましょう。
牡蠣、ほたて、豚・鶏レバー、和牛もも肉、うなぎ、カシューナッツやアーモンドなどのナッツ類、チーズ、そば、納豆、木綿豆腐などの豆類、緑茶、などに吸収されにくい栄養素の亜鉛ですがビタミンCやクエン酸が吸収を促してくれます。

牡蠣にレモン、梅干しにお豆腐、フルーツにナッツを添えて、お野菜とレバーを炒めたり、サラダにチーズのトッピング etc.

また好き嫌いが多い人、外食がちでバランスの取れた食事が取れない人はサプリメントで補うのも一つの手段です。多くのサプリメントにはその働きを助ける亜鉛の他にセレン、クロムなどのミネラルを配合しています。

当クリニックでも 毛髪検査によって亜鉛が不足しているかどうかがわかります。
その結果によっては、1人1人に合わせたオーダサプリメントも処方できますので、心配な方はお声かけてください。

また唾液の量が少なかったり、義歯不適合の場合も味覚障害の原因になりますので御相談ください。

私自身、繊細な食べ物、生うに、ゆばなどを舌にのっけた瞬間、「あれっ」と感じたので、今回はこのタイトルにさせていただきました

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