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2018.10.03

睡眠時無呼吸症候群が重大な問題となっているわけ  2018.10.3

家族のいびき、自分のいびき気になりませんか。
加齢と共にいびきの頻度は増加し、中高年の男性の60%、女性の40%に習慣性いびきがあり、40歳以上の習慣性いびきがある人は高血圧を合併する頻度が高いと言われています。

いびきはその「音」だけではなく、‟SAS”睡眠時無呼吸症候群や重度の合併症を引き起こすことがあるのです。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは
睡眠中に舌(シタ)や軟口蓋(上あごの奥の柔らかい粘膜)が緩んで一時的に気道が閉塞されるため呼吸が停止する病気です。
呼吸は停止するのですが、脳が酸素不足と感知して、呼吸を回復するために目が覚めるのでまず窒息することはありませんが、この状態を一晩に何度も繰り返す事で睡眠不足による昼間の強い眠気や様々な病気を併発する事が分かってきています。

その様々な病気とは単に昼間の強い眠気だけではなく、放っておくと血中の酸素不足により心肺機能へ大きな負担がかかり、心筋梗塞や脳梗塞などの生命に関わる合併症を生じる可能性があるのです。

主な合併症として
1、脳梗塞
2、心筋梗塞
3、不整脈
4、高血圧
5、糖尿病

日中の眠気で交通事故を起こすことも‼
過去に山陽新幹線の運転手が運転中に眠ってしまって岡山駅を通り過ぎた事故もこの病気だったらしいです。

SASになりやすい体型はやはり肥満の方、首の短い方、下顎の小さい方に多く見受けられます。
そして私たちドクターは‟マランパティ分類“でも怪しい患者様は発見できます。

この症状はご自分でも、ご家族からの指摘でもわかります。

1、睡眠中のいびき(10秒以上の呼吸停止)
2、夜中に目が覚める
3、夜間の多尿
4、日中の極度な眠気、倦怠感
5、起床時の頭痛や頭重感
6、集中力、、記憶力の低下

このような症状があったら疑ってみて下さいね。

この治療法として、シーパップ(CPAP)というガスマスクのような装置を付けることがありますが、これは手軽ではなく、取れたり、持ち運びに大変という問題があります。
そこで中程度のSASでしたら、マウスピースをお勧めします。
従来でしたら、上下一体型(モノブロックタイプ)を使用していましたが、より快適に上下分離型のマウスピースを導入しました。
今まで、上下顎で顎を動かせなかったものが動かせるようになり、顎関節に負担が少なくなります。もちろん飲み込んだり、咳もできます。
内側に柔らかい素材を入れているため装置性が良く、着脱も簡単。
このようにCPAPはという患者様にオーストラリアで考案されヨーロッパ、アメリカで多く使われています、最近のマウスピース(Somono Dent Mas)上下完全分離型おすすめいたします。

いびきが気になる方、パートナーのいびきが気になる方、ぜひ相談に来てみて下さいね。

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