Q.唾液にはどんな効果があるの?

A.answer
唾液は一日1~1.5リットル【尿量と同じぐらい】分泌されています。

赤ちゃんのお口の中は、ダラダラと唾液でいっぱいですが、25歳を頂点として加齢とともに唾液の量は減少してきます。

唾液には沢山の大切な働きがあります。

1.洗浄作用
口腔内の細菌や食べカスなどを洗い流します。

2.緩衝作用
酸性に傾いたPHを中性に戻し、細菌の繁殖を抑える作用をします。

3.再石灰化作用
脱灰された歯質にカルシウムやリン酸イオンを補給し、溶け出した歯を修復します。

4.抗菌作用
細菌の発生を抑制します。唾液にはリゾチームやぺリオキシターゼといった抗菌物質が含まれています。これが粘膜を保護します。

5.保護作用
ペリクルを形成し舌や口の中の粘膜を潤し、乾燥から歯を保護します。
ドライマウスになるとこの作用がなく苦しくなります。

6.粘膜保護作用
酵素、ムチンです。納豆やオクラに入っています。

7.消化作用
唾液に含まれる、α‐アミラーゼという酵素がでんぷんを消化する作用があります。

8.上皮成長因子EGF、神経成長因子NGF、グロスファクターなどの成分があり、上皮を回復・修復・再生を活性化させます。

9.抗酸化作用
酵素ペルオキシダーゼによって、発ガン作用が低下します。
直接的には食品添加物や食品のこげ、たばこのヤニから守ります。

10.潤滑作用
口の中の食べ物を唾液で濡らすことで、喉を通りやすくする作用があります。口の中を潤し、声が出る発声を滑らかにする作用もあります。

11. 味覚作用
食べ物を感じやすいように、味覚物質を溶かす作用があります。

このように唾液にはとても大切な働きがあります。
そしてアンチエイジングにとても効果的です!
ガムを噛んだりする事によって唾液腺が刺激され唾液の分泌が促進されます。
口腔周囲筋をトレーニングする事によって唾液の分泌を促進する事ができます。

ということで、当医院では『液体エナメル』といわれている唾液の分泌量をホワイトニング後のトリートメントケアやクリーニング後のガムマッサージ、お口の周りの筋肉のマッサージをする事によって促進するようにしています。

先日行われた日本歯科審美学会においても、この重要性をとりあげていました。