Q.ボトックスの禁忌事項を教えてください

A.answer

絶対的禁忌
◆妊婦・授乳中の女性
妊娠中および授乳に関する薬の安全性が確認されていないため使用はできません。
◆あざが出やすく薬を服用して2週間以内の方
・アスピリン(風邪薬や痛み止めに入っています)
・イブプロフェン
・ビタミンE
・銀杏葉エキス
・魚のオイル由来のサプリメント(DHA)
などを服用しているとボトックス注射した部位にあざが出やすくなることがあります。
◆脊髄末梢神経の病気に罹患している場合
アミトロと呼ばれる筋委縮性側索硬化症、筋無力症など、神経と筋肉の境目の病気の方は禁忌です。
◆アミノグリコシド系やポリミキシン等の抗生物質を服用している場合
神経と筋との間のシグナルに影響を与える可能性のある抗生物質とボトックスの併用は認められていません。
◆小児
ボトックスは基本的に18歳以上にしか使われていません。
◆65歳以上の人
ボトックスの臨床治療には65歳以上の患者様が含まれていないため、それ以上の年齢層での使用は勧めておりません。 どうしても使用する場合は、患者様のインフォームドセンセントをお取りし、投与量に注意をいたします。
◆精神科で治療中の方
精神的な問題を抱えていることもあり、お断りしております。


想対的禁忌
◆注射しようとする皮膚に皮膚病や感染・炎症がある場合
◆顔面に強度の左右差がある場合
顔面神経麻痺などの治療が目的で来られる場合、完全には治らないかもしれないというインフォームドコンセントをしております。
◆神経筋疾患にかかっている方
神経内科・脳外科の主治医の許可をお取りしてからの治療となります。
◆心臓や血管の病気にかかっている方
不整脈や心筋梗塞の予防の薬を飲んでいる場合は、主治医の許可が必要になります。
◆膠原病・自己免疫疾患
抗原抗体反応に関わってきますので主治医からの許可が必要です。
いずれにしても歯科で行うボトックス治療は美容皮膚科で行うボトックス治療よりも低濃度ですので、安心して施術できると思います。